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鹿児島市中央町6番地8

メディカルプラザ中央5F

のどのおはなし

鼻・のどの内視鏡検査

耳鼻科領域のファイバー検査には、鼻咽腔ファイバー、喉頭ファイバーがあります。

耳鼻科で行う鼻咽腔ファイバーおよび喉頭ファイバー検査は、通常軟性(フレキシブル)の
ファイバーを鼻腔から挿入して、鼻やのどの複雑で凹凸のある部分をなるべく刺激しないように動かしながら観察できるもので、直径3-4mm程度とかなり細く痛みや違和感もそれほどありません。

また、硬性ファイバーもあり、これはまっすぐの金属製のものですが、鼻の中の外来手術をしたり、腫瘍などを疑う病巣の組織を試験的に採取して検査に出す目的などで、片方の手でファイバーを持って視野を確保しながらもう片方の手で処置をする場合などに使います。

鼻ものども、普段なかなか直接は見えない部位ですので、ファイバーを使って観察することで、肉眼で見えにくかった隠 れた部位の病変や小さな病変、粘膜表面の微妙な異常などを見つけることができ、また患者様にそれらの画像をビデオや写真でお見せして御説明することで、患 者様にも言葉の説明だけでは分かりにくいご自分の病状を理解・納得していただくことができます。

ファイバー

ファイバー

鼻咽腔ファイバー:鼻咽腔ファイバーでは鼻腔や上咽頭(鼻腔の一番奥)の観察をします。

たとえば、鼻出血の出血部位の確認、副鼻腔炎に伴う鼻茸、鼻粘膜の肥厚や腫脹、鼻中隔彎曲の程度の観察・評価、鼻腔腫瘍や上咽頭腫瘍の確認や経過観察などです。
また副鼻腔炎の患者様で、鼻汁が貯留している顔面骨の中の空洞(副鼻腔)から鼻腔への通路が詰まっていたりそこに鼻茸ができている場合に、局所麻酔下に硬性ファイバーで鼻の中を観察しながらつまりや鼻茸を除去して、副鼻腔と鼻腔との交通を改善する簡単な手術を行います。

鼻茸

鼻出血

  • 上咽頭腫瘍

喉頭・下咽頭ファイバー:喉頭ファイバーは舌根部から喉頭・下咽頭までが守備範囲です。

喉頭とはのど仏を形成する軟骨の枠に守られた声帯や声帯にかぶさる蓋のような構造物のあるところです。気管の入り口につな がっています。その後方に隣り合わせて、食物が食道に流れ込む入り口としての下咽頭があります。これらの部位での喉頭ファイバーの活躍場所は、たとえば魚 の骨をのどに引っかけて取れないとき、ファイバーで引っかかっている部位を確認しながら取り除く、声がかすれた時、声帯ポリープや声帯腫瘍、声帯麻痺がな いか見てみる、食べ物の通りが悪いような気がしたり、詰まった感じがするとき、舌根部や下咽頭の脹れや腫瘍がないか見てみるなどです。

声のかすれから声帯の麻痺を確認し、原因として耳鼻科以外の領域の肺疾患や脳梗塞を予測し、それらの病気の発見につながることもあります。

正常声帯

正常声帯

喉頭ポリープ

喉頭腫瘍

現代の複雑な社会環境の中、精神的なストレスなどで、咽頭喉頭の気になってしかたのない違和感・心配を抱えている方もたくさんおられます。
何も病気はないかも知れません。もしくは早く発見して完治できる病気があるかも知れません。
悩んでいないで、上記のような耳鼻科医にしかできない診断方法で悩みを解消できるように、ぜひご相談ください。

慢性咳嗽

長引く咳について

当院では慢性の咳嗽(長引く咳)の診断と治療を積極的に行っています。風邪のあと咳がなかなか止まらない、数か月にわたり慢性の咳に悩まされている、鼻からのどに鼻水がながれ痰がからむような咳が続くなどの症状がある方は当院にご相談ください。

原因と治療

咳の原因は非常に多く、病歴や症状だけでは判別できない場合も多く診断に難渋する事もまれではありません。大まかに分類すると、アレルギー性、細菌性、ウィルス等の感染症、薬の副作用、腫瘍、呼吸器以外の疾患(代表的なものが逆流性食道炎)、肺結核、心因性のものなどがあります。
アレルギーだけでも咳喘息、アトピー咳嗽、喉頭アレルギーなどがあります。それらを正確に鑑別するに は、胸部単純X線撮影、副鼻腔単純X線撮影、胸部CT、血液検査、喀痰検査、呼吸機能検査(スパイロメトリー、気道過敏性検査、咳受容体感受性検査)、気 管支鏡検査などが必要です。それらの検査を全部するには大学病院や呼吸器専門病院に行かなくてはならないし、時間や費用も相当かかります。
そこで実際は、病歴や症状からある程度見当をつけ治療的診断(とりあえず治療し効果判定による診断)をすることになります。
痰がなく咳が続く場合の約6割がアレルギー性のものです。主に咳喘息とアトピー咳嗽があります。両者は若干臨床上の違いがあるのですが、前者は抗ロイコト リエン剤、気管支拡張剤、吸入ステロイド剤が効き後者は抗ヒスタミン剤、吸入ステロイド剤が効きますのでそれらを症状に応じて組み合わせて使うことになり ます。喉頭アレルギーに対しても同等の治療で軽快いたします。
痰をともなう咳で耳鼻咽喉科が治療を得意とするものは副鼻腔気管支症候群(いわゆる蓄膿症をともなう もの)です。ただし下気道疾患がびまん性汎細気管支炎のような重症な場合は、呼吸器内科の受診も必要です。治療は、副鼻腔炎(蓄膿症)単独の治療とほとん ど同じでマクロライド系の抗生物質と去痰剤、消炎酵素剤を用います。処置は鼻処置、鼻洗浄、鼻腔ネブライザーを行います。
風邪などの急性上気道炎によるものは、ほとんどの場合自然治癒しますのでそれまでの間鎮咳剤を服用いただきます。
アレルギー性鼻炎が合併しているときは、咳喘息やアトピー咳嗽として抗ヒスタミン剤、抗ロイコトリエン剤を投与して治療いたします。
喉頭アレルギーに対してもおおむね同じ治療ですが場合によっては副腎皮質ステロイド剤を使用する場合もあります。
その他気管支の感染はそれに応じた抗菌剤にて治療します。それでも治らないときは、肺炎、COPD(慢性閉塞性肺疾患)、肺結核など耳鼻咽喉科以外の専門的な検査や治療が必要ですので呼吸器内科での治療が必要な場合もあります。

検査

一般診察を行い必要に応じて下記検査を行います。
採血好酸球数やIgE検査(採血でアレルギーの関与をみる検査です)、顔面レントゲン(蓄膿症の有無を見る検査です)、胸部レントゲン検査、電子スコープ(鼻やのど、喉頭の異常の有無をみる検査です)